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インタビュー

「ピザハットで働いてよかった」それがトレーニングコーチにとって最高の誉め言葉。

トレーニングコーチ 木村 和広さん

心惹かれたのは、お客さまの笑顔。デリバリー業態こその距離感が入社の決め手。

私は高1から飲食店でアルバイトをしていて、大学時代にはデリバリータイプの業態でも勤務しました。お客様のご自宅にお届けすると、お子さんが楽しそうに受け取りに来たり、お客さまの笑顔をすごく近い距離で感じられたり、この経験からフードデリバリーに特別なものを感じていました。そんな背景もあって新卒でピザハットへの入社を決めました。

入社後、副店長を2年務めた後に、当時、売上トップ5に入る店舗の店長を任されました。とにかく忙しい店舗でしたが、忙しさにかまけてそれまで見落とされていた細かいところを見直すなど、理想のお店をつくるために奔走しました。でも理想のお店を求めて一方的に自分の意見を押し付けた結果、スタッフが辞めてしまい、近隣店舗にヘルプをお願いしないと回らないということもありました。そうした経験から、コミュニケーションの重要性を学びました。

大切なのはコミュニケーション。社内公募で店長から採用担当へ。

その後、さらに2店舗で店長を務めたのち、社内公募で採用担当に。30歳を目前に控えたタイミングで、新しいことに挑戦したいと思って応募しました。日本全国に足を運んで説明会や面接をしたり、採用者の研修を主催したり。メンタルケアを含めた内定者のフォローなど、やはりコミュニケーションが重要でした。採用を担当するということは、ピザハットの魅力を知ってもらったうえで入社いただき、その後の人生をお預かりするということ。当然、責任は重くなりますが、それに比例して大きなやりがいを感じていました。

2年後、今度はトレーニングコーチとして社員の教育を担当することに。当初は私ひとりでしたが、2020年には研修施設「ピザハットアカデミー」が開校して、コーチも増員。社員一人ひとりに対して、より細やかに対応できるようになりました。そんな中でも苦心したのは「ただ教える」だけではなく、「自発的に」考えてもらうこと。例えば研修中にミスが起こった時に、頭ごなしにミスを指摘するのではなく、「なぜミスが起こったんだろう」という原因を考えることと、「どうすれば同じミスを繰り返さない」と改善策を問いかけます。他にも個々の目標を把握し、それに沿った指導など、今でも自問自答の毎日です。

教えてきた社員は400人以上!ピザハットの「助け合い」を広めていきたい。

トレーニングコーチとしてこれまでに教えてきた社員は400人以上。飲食業界経験者もいれば、そうじゃない方もたくさんいましたし、新しいことを覚えるのが得意な方もいれば苦手な方もいました。たとえば、ミスが非常に多く、デリバリーバイクの運転も1ヶ月くらいなかなか覚えられず、「ぼく、もうだめです」と嘆いていたような方が、いまでは一人前に店舗を運営しています。また、アカデミーを併設している東長崎店で働いていたアルバイトスタッフがアカデミーで頑張る同年代の方々の姿を目にして、自分も挑戦したいと入社し、今では別の店舗で頑張ってくれています。

いろいろな方がいて、歩みの速い遅いはありますが、ピザハットで頑張ろうという熱意はみなさん一緒。そのため、研修では研修生同士でも「助け合い」が生まれるように促します。これはフレンドリー・ホスピタリティーというピザハットが大切にしていることを伝えるため。もちろんお客さまに向けての言葉ではありますが、ピザハットでは社内の人間関係でも同じことが言えると思っています。研修を通して身につけてほしいですね。そしていずれその方が自分の人生を振り返ったとき、「ピザハットで働いてよかった」と思ってもらえたら最高ですね。